腹 減った

　『腹減った』なんていうタイトルのブログをやっているくらいだから、当然、年中腹をすかせている。
　年中空腹ということはカロリーだの栄養素だのが「足りていない」証左に他ならぬ。
　おかげさんで圧倒的な「痩せの大食い」を地でいくパターンの生活と体型ではある。
　腹の中に何かの虫でもすくっているか、よっぽど胃腸の消化吸収効率が悪いのか、それとも何かの癌細胞でもはびこっているのかもしれない……と、時として思う。

　こないだ、クルマの中の紙ごみを始末していたら、健康診断で計測した体脂肪率とかの表が出てきて、それには「体脂肪率13.8%」とあった。
　２年ほど前のもので、当時は喫煙者であったから、その後にタバコをやめて食欲さらに増進し、めったやたらと食いまくっている今、いくらかは体脂肪率はアップしているだろう。
　でも、体重は当時と1キロも変わらん……。
　太れる人がうらやましい。食べたものが食べただけ、血となり肉となるんだから……嗚呼。

　まあ、無理して太ろうとは思わないし、酒飲みなので肝臓に負担をかけることが多いから、「何もしないときには、なるべく空腹を感じる時間を増やして、肝臓を休ませろ」と人に言われたこともある。
　だから、少々は我慢するけど、やっぱり食欲を我慢するのは、性欲……もとい睡眠欲を我慢するのと同じくつらいものだ。

　しかりしこうして、コンビニで買うおにぎりの一つ二つ。



　おかかと昆布で、各１０５円。
　梅干とか、たらことかが好きなんだが、１０５円じゃ買えない。
　特に「紀州南高梅」だなんて書いてある奴は、２０円から３０円は高い。そのくせ、買って食ってみると、我が家で妻が漬けた梅干の方がよっぽど梅干としての気位の高さを酸っぱく感じたりできて、値段の違いに憤慨したくなる。

　まあ、しょうもない与太だけど（笑。
　ちょいとした時間とお腹の具合にあわせて、ごちそうさまでした。