腹 減った

　「お酒を飲んだ翌朝はカゴメトマトジュース♪」なんてTVCMソングをふと思い出してしまった私は、そうとうのオヤジである。
　歌おうと思えばちゃんと歌える、これはそんじょそこらのアンチャンどもには無理だろうて（と自慢にもならんが）。

　さて、お酒を飲んだ翌朝は放っておいて、ようするに酔うて寝る前というか、酒の締めには麺類がよろしきときもあり、ただ酔っぱらかって寝てしまうこともあり……最近、後者の場合がほどんどだけど。

　いつもなら自分のお気に入りの麺類（袋麺及び、カップ麺）をストックしておくのだが、最近、何だかインスタント麺系列に対するにスランプに陥った感もあり、さらに昼間に麺類ばかりなのだから更に麺を食うなんてと反省に近き述懐もあり、あまり食わずにいて、食わずにいるからにはストックもほとんどなくなるという、見事な悪循環である。

　【どん兵衛　きつねうどん】のカップが一つだけ残っておった。
　魔法瓶の湯を再沸騰させて（これを忘れちゃいけないよ）から、注いで５分待て。



　世の定番のカップ麺というのは、いわば世界戦略商品に近いから、私らがどうのこうのと申しても、それは単なる好みの問題でしかなくて、そうこう理屈をこねるのも馬鹿らしいほどに、食えば美味い。
　それだけの話しである。
　でも何か、物足りなさを感じるのは……我が好みのゆえか（苦笑。

　ごちそうさまでした。