2015年09月23日

また納豆かよ

 タイトルはオノレに対する罵詈雑言に近しい諦観の表現であって、夕食前のお酒のいち二杯からはじめて、三杯四杯五杯六杯と続く孤独酒(この場合、「ひとりざけ」とルビふりたい)の肴として、ほぼ毎日続いている納豆食いに対する敗北感にも似た愛着への表現なのであった。
 ご理解いただきたい。

 納豆味噌と、時おり板わさが、我が酒肴としてのオードブルの定番となって、もう何ヵ月たつのかしらん。
 飲みはじめて一番最初に口にするのは味噌だけれどね。味噌とちびちびと箸先に挟んでねぶりながら夜の酒ははじまる。

 そして納豆パックをこねる。
 納豆は「こねる」ものなのか?「混ぜる」ものなのか?と、どうでもいいことを考えつつ、我が作業は言語的には「こねる」が正解だろうと勝手に納得して、そんなことはどうでもよくなって、ただ食べる。

また納豆かよ

 「いじましくもあるのう」と我れと我が身を鑑みつつ、こういう作法に慣れ切ってしまったものだから、最近は、仕事帰りに「ちょいと居酒屋へ」なんて事態が激減してしまったよ。
 味噌納豆恐るべしである(当社比)。


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