腹 減った

　今日は実はきわめてひどい二日酔いだった。目を覚ましたのは朝の暗いうちからなんだけれども、苦しくて嗚呼苦しくて再び三度寝たり起きたりで、布団からようようのことで這い出たのは午前１１時半ごろだった。
　もう田村神社もJRA高松ウインズへも行きたくない。
　迎え酒にビール飲みたいってしか考えられなかった。

　でも、我慢したんだよ、ビールを。
　午後になって夕立が二連発ですごい雷を落としてしまったら、ようようお腹が減ってきて、なぜだか天丼が食べたくなってしまってしまったのさ。
　さあ、どうしよう。
　レインボー通りの【まん福】っている天ぷら屋さんへ行ってみた。
　ともかくも、人生の気合を充実させたいから、大エビ天重１２８円を注文。



　そそり立つエビの天ぷらの尻尾のたくましさよ、いとおしさよ。
　でも食べてしまえば、どってこともない。
　さらに四角な器に入った飯は食いにくい。どんツユがかかって、つかみどころのなくなった飯の場合は特にそうだ。
　重ななくて丼にすればよかったと思うのは、でも、邪道なんだよね。すべてを理解した上で私が選んだ品物なんだから。

　ごちそうさまでした。