2011年12月01日

『怪物くん』

 今年の『新語・流行語大賞』に「なでしこJAPAN」が選ばれたというのに、納得できない。
 あのスポーツ集団の彼女らの活躍に対する敬意は抱いておるが、その彼女らの呼称が『新語・流行語大賞』に選ばれたのに、何かしっくりこないものがある。
 私はといえば、我が脳みその中枢に強烈に記憶され、今でもリフレインしている言葉は、「ぽぽぽぽーん」だ! これ以外にない。
 不謹慎と非難されてもいい。しかし、多分、あの大賞選定者連中の頭の中にも「ぽぽぽぽーん」並びに、あの稚拙な表現のアニメーションは絶対に渦巻いていたはずだ。

 重たい話題関連の素材が多すぎたので、あえて逃げたんだろう、あいつらは(笑。
 明るい話題を表に押し出すという態度は、所詮、「こんなんありました~~」的な、ネタふり程度の役割しか持たない、この大賞の素材選定としては悪くはないが、未曾有ってキーワードを少しは重たく考えてみてはくれないか。
 そのスポーツ集団の彼女らがそのスポーツの実践とは関係ない部位でテレビによく見るようになり、さらにはCMなどにも出演する昨今を見て、「違うよなあ」って……。
 私はそう思う。


 そう思うと同時に、いやしかし、私とて人間であるからして、重たい話題にだけで過ごしている「」はない。

 子供と一緒に【イオン綾川】のワーナーマイカルシネマズで、『怪物くん』を観た。
 先の日曜日のことだ。

『怪物くん』

 前売券を買っていたのだよ。
 そして、3Dで見たのだよ。3D料金は300円高い。
 映画はどんどん3D化が進んでいるが、ほとんどの映画が3Dになっちまったら、「こちらの上映は2Dになりますから、300円お安くなります」なんてことになりはしまいか(と、どうでもいいことを考える)。


 私は性格的に、この映画というか、TVドラマ以来のストーリー及び映像が好きで観たのだが、普通は、お子様並びに嵐の大野氏のファン以外は、見ないわなあ。
 おっさん(ワタクシ)、一人で行くのが恥ずかしいので、「子供と一緒」を免罪符にしたのは、もちろんワタクシです。

 シリアスな映画批評で、おおむね酷評されているような、この映画。
 あはは。その評価を下している評論家の君たち、子供のころは、どんな映画を楽しく見てたのか……あはは。
 単純にいえば、ワタクシの脳みそがガキ情況を維持しつつあるだけのことか、それはワタクシにとって悪くはない話だが。



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