2014年10月03日

焼酎4Lペットボトル

 お酒を飲むという行為は基本的にアルコールを摂取することであって、では、しからば、「日本酒だワインだウイスキーだ焼酎だビールだ」などと七面倒臭いことを抜かさずに、「純度100%近い薬用のエチルアルコールを水割りでやったらどうだ?」と私は常々思っている。
 実際、今手元に「消毒用エタノール」なんてのがあるのだが(エタノールとはエチルアルコールのことっす)、消毒用と規定されている故か、エタノール以外の添加物も含有されておるがゆえに、ちょいと飲む勇気はござらぬ。
 匂いをかぐと、注射をする時のガーゼに含まれた消毒液そのものの強烈な臭がする(笑。

 日本薬局方で探すと、ほぼ100%近い濃度のエタノールが存在するようであるし、「どうせ、アルコールなんだから飲めば一緒だよ」とむずむずと大酒飲みの身としては、尻こそばゆき思いはつのる。
 でも、いくらなんでも、そこまで落ちたくないからやらない(あはは。
 いつだったか、理系の人のエッセイを読んでいたら、「お金のない学生の事ゆえ酒などは贅沢品であって、いやしかし、実験室には上記の100%エタノールが大量にあるものだから、それにあれこれ混ぜてウイスキーみたいな飲み物を作って飲んだくれてた」なんて記述を見つけて、持った湯のみをばったと落とし小膝叩いてにっこり笑うとばかりに、朝のMBSラジオの浜村淳氏に一瞬なりかけた私だが、「真似するのはやめよう」にて終了。

 とりあえずのところ、今の私には安い焼酎で十分だ。
 ほんとのところは、焼酎でも麦が好きで、かつ、乙類でないと嫌なのだけれども、どうせアルコールなんだから、甲乙を混ぜたやつでいいや。
 ちなみに焼酎の区別で、甲類というのは……と説明するのも面倒くさい。
 ただ甲乙を値段で比べると、乙類が高価で甲類は安い。甲乙つけるってのは、甲の方が上に属する場合が多いのに、焼酎の場合は色々とありましたようで、乙が「本格焼酎」なんて称しており、実際にそうでもある。だから、甲類乙類が今の区別を付けられたときには、本格焼酎の醸造元が大いに憤慨し抵抗したらしいが、最初に規定された事態は変わらずに今に至っているという。

 今日、久しぶりにマルナカへ行ったら、期間限定で甲乙まじりのむぎ焼酎『かのか』の4Lペットボトルが期間限定で安売りされていたので、買って帰った。他と比べて特に安いとも思わない程度の値段だったが、もともと焼酎は一部のプレミアのつくもの以外は安酒の代表みたいなものなので、気にはしない。

焼酎4Lペットボトル



 さて、この4Lが何日保つか、その記録を付けるのも何だか楽しみになってきた。


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