2011年03月02日

焼肉と酒の夜

 酒池肉林という言葉を知って以来、「おとこにとって」どんなに素敵な世界の形容かと思っていたのだが、語源となった殷王朝の最後の王様の事績によると、城内の庭園の林木の枝に干し肉をつるし堀池に酒を満たした程度だったそうだ。
 「なあんだ」とつまんなく思った。
 でも、殷王はその干し肉つるしの酒の堀池のある庭に裸の男女の追いかけっこをさせて楽しんだというのだから、させるよりさせられる方の側がもっと楽しかったに違いないと私などは、阿呆だから、そう思う。
 もっとも、その最後の殷王の名は忘れたが、彼の愛姫は妲己(だっき)という名であったことだけは記憶にあった(漢字は忘れてた)。

 いにしえの中国では国は女を原因に滅ぶのが「適当」であったらしい。悪女だの傾城だのって言葉がある。
 なぜそうなったのかといえば、単純に為政者たる男の責任とすることを、当時の男性主体の社会において嫌気すべきだけであって、しかりしこうして、女を原因にもってきたかっただけなんだろうと、私なんぞは、うがって考える。

 そういう話はどうでもよろしい。
 本日はなぜだか、家族そろって焼肉の日であった。
 ああ、食った食った、肉ばかり。
 ビールも飲んだ。ああ、しあわせ。

焼肉と酒の夜

 ほとんど焼き終わって、わずかばかりに残る肉を画像に撮って、さて、こうなるんじゃ店の名前を出すのも申し訳jないわなあ。
 そういうことです。
 ごちそうさまでした。
 一家三人で食べて、約9千円。安くはない。



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