2011年09月30日

肉よ、再び

 羹に懲りて膾を吹く

 そういう故事成語を思い出した。
 明日からの日本では生肉が簡単には食えなくなってしまうのだ。
 そういう日本的象徴が信仰の度合いを極端にまで進み、生魚(刺身や寿司のことですね)にまでヒステリックかつ神経質な法的規制が入り込まないことを祈っておこう。
 生肉や生魚が食べられなくなっても、世の中に食い物の種類は無制限に存在するはずであるあら、美味しくてたまらないってものも山ほどにあるだろう。だから、「そういうシステム下におかれるなら、その範疇で幸せに生きるのさ」って考えて後ろを見ないのが人類としての正しい作法かと思うたりもする。
 生肉旨いが無理して食いたいほど食いつけてもいない。
 ないならないで、嗚呼、生レバ好きなのに……。

 さようなわけで、特に生肉に執着する気持ちはないが(苦笑)。

 いやしかし、話変わって、少し前に妻の作ったクリームシチューの中の肉が鶏のささ身であったことに凄まじいほどのショックを受けたワタクシであった。
 あれは基本的に牛肉で作るもんだろう。
 鶏のささ身は嫌いじゃないが、シチューに使うには味気もなし旨味も脂っ気もなし、もそもそした食感ばかりで、やっぱあかん。

 我々にとって肉とは牛の肉であるべきなのだ
 で、牛の肉を食いたさに一人で焼肉屋へ出かけた。
 それは昨夜のこと。

肉よ、再び

 一人でアレコレ頼んで、ホルモンとミノがまずは来て、それを撮影したところでデジカメの電池が切れた。
 上ロースもあったのに、あの見事なサシの入り具合を紹介したかったのに、仕方なし。

 うーん、やっぱり、肉はごちそうさまでありました


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