2015年07月29日

おかゆの日

 我が敬愛申し上げる檀一雄氏は、「(かゆ)」とは、「こゆ(濃ゆ)」ないしは「かしぎゆ(炊ぎ湯)」の訛ったものではないかと、著書で述べておられたが、そんなことは、失礼ながら今回の私の「腹」にとっては些末事なのではあった。
 突如の体調不良により、「もの食う」気力が失せてしまった。かといって食わずにおれば体調の復活は遅れるだろうし、食う気はなくとも腹は減る。
 朝昼は何も食わずにいたが、さすがに夜に至るに、食う複には耐えがたく、妻にを炊いてもらった。

おかゆの日

 「本来の粥は生米1に対して水15から炊き上げるのが全粥と呼ばれて、水を半量にすると半粥というんだぞ」なんていう半可通をひけらかすほどの気力もなく、すでに炊いたご飯を適量の湯で伸ばして茹で上げたもので、何の文句があろうものか。
 少しばかり粥そのものに塩っ気も欲しくは思ったが、そこはそれ、粥の友たる梅干しがあるから文句は言わない。

おかゆの日

ごちそうさまでした。
でも、身体はしんどい……。


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