2011年07月29日

赤貝の問題

 その昔、コンビーフには2種類があった。ニューが付くのと付かないのと。
 付く方は馬肉等が混入された100%ビーフじゃないもの。
 付かない方は100%ビーフ……だったのだろうか?
 今じゃ、馬肉も混ざっているのは、ニューコーンミートという商品名になったんだっけ。

 という我が愛する馬肉入りの缶詰の話はともかく、缶詰で一般的にイワシ缶といえばイワシの缶詰であり、サバ缶といえばサバの水煮なり味噌煮なりである。アジの味噌煮の缶詰をサバ味噌煮缶とは言わない。

 ところが、である。
 今宵、ワタクシはたまたまキッチンの戸棚で見つけた【有明煮 国産使用 赤貝味付(大粒)】という缶詰をパッカンと開けて、ちまちまと食べているのであるが、その缶記載の原材料名を見たら「赤貝(さるぼう貝)」とある。
 アカガイサルボウガイは近縁種だが、分類上は違う貝である。

 ちょっと調べたら、サルボウガイの方がどうやら大量に獲れて若干小さいという格下の貝であるらしい。
 とすれば、いいのか? その缶詰の表記は?

赤貝の問題

 濃く味付けられた赤貝(さるぼう貝)は幾分の泥臭さを感じさせ、それはそれで悪くはなく、しかし、「大粒」と缶に書いてあるほどには大きくもない。
 むか~~し食べた赤貝の刺身と比べると、かな~~~りちっちゃいぞ!という代物であった。

 ぶつくさ申しつつ、たまにはこういうものもいいから、缶詰とは素敵な文化である。
 ごちそうさまでした



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