2012年01月31日

ホトケノザ

 厳冬だの寒波だのといいつつも、その寒さの中に咲く花もある。

 枯葉と枯草で茶色に染まった野っぱらを静かに足元だけをながめつつ見て歩いていると、自然はただ荒野だけをさらしているのでないと理解できる。
 下以外にも上や前を見ても、ほっとするような光景が広がっていることもあるのは、先日紹介したロウバイの話を再び持ち出すもないのだけれども……。

ホトケノザ

 ホトケノザの花が少しずつだが目立つようになってきた。
 数ミリ単位の小さな花でありながら、この色合いとデザインが何とも面白くて素敵。

 寒い日は両手をポッケに突っ込んで猫背で下を向いてゆるゆる歩くのも悪くはないなって気がする。
 そういう私の目のために、このホトケノザは可愛らしくいじらしく咲いて待っているんだと思いたい。



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この記事へのコメント
写真に成るとこんなに奇麗な花なんですね
再発見しました 春の七草 全種期待してます('-^*)/
Posted by ジウジウ at 2012年01月31日 21:03
ジウ様。
青と白とのグラデーションがとっても素敵な花です。
そして、その小ささがいいですね。
セリナズナスズナスズシロホトケノザゴギョウハコベラ これぞ七草
でしたっけ。
Posted by むぅむぅ at 2012年02月01日 22:15
 
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ホトケノザ
    コメント(2)